花硝子
水彩絵の具の淡い色合いとグラデーションを用いてデザインしました。
イメージはガラスです。
はかなく繊細な美しさを表現するために、水彩絵の具の淡い色合いと透明度を活かし、
モチーフをならべました。
この模様ではまずペンで原画を描きました。
これをパソコンに取り込み色を付けていきます。
はじめは一色ずつ配置してみましたが、どこか平淡なイメージになったので、
ひとつひとつ欠片の色を変えて試作。
こちらの方がイメージに近かったので、ここでだいたいの方向性が定まりました。
この模様で一番時間をかけたのは色です。
様々な色合いを試し、しっくりくる配色に落ち着くまで試行錯誤を重ねました。
最終的には2色展開になりました。
今までの柄はこれというイメージがあって、色の展開はありませんでしたが、
今回は途中でイメージが広がったので、暖色寒色の両方のパターンを作ってみました。
ひとつひとつの欠片の色は少しずつ違いますが、全体で見るとバランスのとれた
デザインになっているかと思います。
同じ柄でも色が違うと印象ががらりと変わります。
どちらもそれぞれの趣があるので、そのあたりも楽しんでもらえたら嬉しいです。
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